【カウンセリング講座体験記02】カウンセラーが”安易に”やらない方がいいことって、いくつかあるみたい

心理学・精神医学

※この記事は、(自主的な)宣伝を含みます!!

こんにちは、隅っこです。
毎週恒例(になる予定)のカウンセリング講座の感想を書いていこうと思います。

本業が結構バタバタで、更新が次の講座の直前になってしまった・・。
いや・・まだ前日だから、セーフ!!(なにが)

この記事の講座にて講師をされている中越先生のサイトは以下です。(勝手な宣伝)

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カウンセリング講座第二回

テーマは「”安易に”やらない方がいいこと」

第二回、テーマは「カウンセラーが(安易に)やらない方がいいこと」でした。
”安易に”っていうのがミソ。”絶対に”じゃなく、”安易に”やらないほうがいいこと。

講座の中では、トーマス・ゴードンさんが提唱した、聞くことに関する”12の障害”が紹介されました。
ざっくりいうなら、命令するとか、警告するとか、反対するとか・・そういうの、ちゃんと聞く上では障害だよね、っていうお話です。

ただ、悩ましい項目もいくつかあって・・
例えば「助言を与える」とか「承認する」とか「安心させる」とか。
助言を与えちゃいけない、っていうのは・・まあ聞いたことあるんですけど、でも「安心させる」がNGってどういうこと!?!?( ;∀;)

先生の解説的には
「カウンセラーが”クライエントさんに気に入られる目的で”安心させるような態度取ったり、同情しないほうがいい」
ってことのようです。
なるほどなぁ・・。

カウンセラーは自分の意見・考えを言っちゃいけない・・?

「カウンセラーは自分の考えを言っちゃいけない」
私はカウンセラーではないけど、こういう言葉は聞いたことがあります。
私に限らず、心のケアに興味ある人なら一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか・・?

「確かに”必要性がなければ”言わない方がいいんだろうな」とはなんとなく思ってたけど、正直私自身はこの言葉が100%正しいとは思ってません。
だって、私だったらカウンセラーさんの意見も「第三者からの意見」として聞いてみたいもん。
それによって視野が広がる、ってことだって絶対あるもん。

けど、じゃあどういう場合には言っても良くて、どういう場合には言っちゃいけないのか?というところは、正直よくわかりませんでした。
だからこそ、自分のカウンセラーさんにも意見を聞かないようにしてたし・・。(困らせるかな?と思ったから)
でも、今回の講座でちょっとヒントもらえたぞ(((o(*゚▽゚*)o)))

やらない方がいい、には理由がある

人はふつう、自分自身で見つけた理由によるほうが、他人の精神の中で生まれた理由よるよりも、いっそうよく納得するものである。

ブレーズ・パスカル

上記は講座のなかで紹介された、パスカルさんの名言です。
「人に言われた理由より、自分で考えて見つけた理由の方が、納得度高いよね」
的な意味だと隅っこは解釈してます。

・・完全余談だけど、理系人間としては「パスカルさん」って言われたとき「圧力のひと?」って思ってしまいました(;´∀`)(圧力の単位[Pa]の由縁はパスカルさんのお名前)
こういう奥深い名言も残されてる方だったんですね・・。
パスカルさん、大変失礼しました(; ・`д・´)

さて、「納得度高い」っていうだけなら「自分で理由見つけられた方がいいよね」で終わると思うけど・・・・
逆に「納得いかない理由」だけで行動し続けたとしたら・・・どうなるでしょう?
本当は納得してないのに、納得したと自分に言い聞かせ続けていたら・・どうなるでしょう?

「本当は向かいたい方向があるのに、その方向に完全に蓋がされてしまったとき、人の心は病気になる」

そんなお話が講座の中でありました。

人って結局「自分の心が本当に感じていること」に反して進み続けることって、たぶんできないんだと思います。
進みたい方向と違う方向に無理やり進もうとすれば、どこかで必ずひずみ、ゆがみが生じる。
そのゆがみを無視して突き進んでしまうと、場合によっては心の病気になってしまう。
そこまではいかなくても、「自分の人生に違和感を抱えながら」生きることになる。

理論的な話じゃないのかもしれないけど、実体験として、このお話はかなり納得感がありました。
「進みたい方向」を考えもせず、ただ「必要なこと」「筋の通ること」を選択し続けた結果、私は世界がグレースケールで無味乾燥に見えるようになった。
人って「心」を無視して生きていけないんだなぁ・・(遠い目)

そして、カウンセラーが安易に「アドバイス」や「指導」をすることは、相談者さんが「自分の心と向き合う」機会を奪ってしまうことになる。
だって当然だけど、カウンセラーの考えは「相談者さんの考え」じゃないんだから。

もし、相談者さんがカウンセラーの顔色を気にして、カウンセラーに合わせてしまったり、カウンセラーに迎合してしまったら、それは「相談者さんが本当に進みたい方向に蓋をする」ことにもなりうる。

だから、カウンセラーは”安易に”自分の考えを伝えない方がいい。

講座全体を通した私の理解は、そんな感じです。
何度も”安易に”と言ってるのは「場合によってはそれが有効なことだってあると思うから」。
どんな場合やねん・・!!っていうとこまで書くと、さすがに長くなりすぎるのと、自分の中でまだ言語化しきれてないので、その辺は今回割愛です(という体でちょっと逃げます😅)。

・・さて、次回はいよいよ中越先生の「カウンセリング、ロールプレイ」が拝見できる回・・!!
今から超絶楽しみです(*´艸`*)
楽しみすぎて、今晩寝れないかも・・(笑)

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